SVシーズン1使用構築
どうも、えりちかです。
SVシーズン1において、最終6位という結果を残すことができたので、構築詳細と、シーズン1の振り返り記事を書くことにしました。
使用構築
最終日のみ使用した構築となります。
※レンタルは公開しない予定なので、使用したい方は自身で育成をお願いします。
※サーフゴーのテラスがゴーストになっていますが、飛行で使用していました。
構築の組み方
1シーズンポケモンに時間を費やしてきたが、結局どんな戦術・並び・型が強いのかを理解しきれなかったため、単純に性能が高いと感じたポケモンを並べて潜ることにした。
パーティ内訳(採用順)
※この章では個体概要と配分意図のみの記載とする。
@電気玉
テラスタイプ:鋼
特性:負けん気
性格:慎重
実数値(努力値):215(236)-138(20)-125(196)-x-126(+36)-113(20)
技構成:ドレインパンチ 憤怒の拳 ステルスロック 投げつける
配分意図
A
S
- 最速ドドゲザン抜き
H-B
H-D
- 特化ドラパルトの眼鏡「シャドーボール 」を確定耐え(〜212)
テラスタイプ:飛行
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
実数値(努力値):191(196)-178(+60)-116(4)-x-121(4)-131(244)
技構成:テラバースト 地震 羽休め 竜の舞
配分意図
H:16n-1で最大値
A:残り
S:+1状態でドラパルトを抜けるラインより1つ速い
@風船
テラスタイプ:飛行
特性:黄金の身体
性格:図太い
実数値(努力値):191(196)-x-154(+60)-153-111-115(84)
技構成:祟り目 ゴールドラッシュ 電磁波 自己再生
配分意図
H:16n-1で最大値
B:11n
S:最速ドドゲザンを抜いているカイリューを抜いているかもしれない程度
@お盆のみ
テラスタイプ:フェアリー
特性:鮫肌
性格:陽気
実数値(努力値):183-182(252)-116(4)-x-105-169(+252)
配分意図
なし。
@食べ残し
テラスタイプ:鋼
特性:浮遊
性格:臆病
実数値(努力値):167-x-111(4)-177(252)-110-165(+252)
技構成:悪の波動 ラスターカノン 身代わり 挑発
配分意図
なし。
@気合の襷
テラスタイプ:氷
特性:新緑
性格:陽気
実数値(努力値):151-162(252)-91(4)-x-90-192(+252)
技構成:トリックフラワー 叩き落とす 不意打ち テラバースト
配分意図
なし。
個体解説(採用順)
■採用意図
SVシーズン1環境における、ステルスロック撒きに求められる要素が以下になり、それらを最も満たしていそうだと感じていたため。
そこそこある耐久と持ち物とあわせて、1と2を満たしているように見えるが、最終日はテラスを切ってワンパンを狙ってくるプレイヤーが多く、安定感に欠けていた。
補足
初手置きするときは、ワンパンされないようにテラスを切ることも視野に入れていた。
例)ドラパルト対面、ドラゴンテラス眼鏡「りゅうせいぐん」読み鋼テラス切り など
また、ワンパンされる場合のほとんどはテラスを切られた場合だが、「テラス権を切らせたから良い」という考え方は、普通に数的不利を背負ってダメージレースに勝てないため、現時点では否定的である。
■雑感
テラスタイプ
初手投げするポケモンなので、初手に出てきやすいドラゴンタイプに耐性を持たせることが可能になる鋼にした。
特性
最初に起点系のコノヨザルを使用した際は「やる気」にしていたが、相手も特性を認知しているので、催眠系の技をコノヨザルに選択されることがなく、「シャドーボール 」「じならし」「威嚇」などにアドバンテージを見込める「負けん気」にした。
技構成
「ステルスロック」と「投げつける」は確定で、初手に出てきやすいマスカーニャやドラパルトに打ち合える「ドレインパンチ」「憤怒の拳」を採用したが、この構成だと電気玉を投げつけた後の起点回避が単体で行えないため、「アンコール」もしくは「挑発」を採用するべきであると感じた。
持ち物
コノヨザルを使用した当初、お盆のみを持たせた「じならし」搭載型を使用していたが、以下の理由で微妙だと感じていた。
- 「じならし」は一時的なS操作技でしかなく、一度引かれると素早さが戻ってしまう。
- 「じならし」→「ステルスロック」しかできず倒されることがそこそこあり、仕事量が少ないシーンが目立った。
1を克服するため、「電気玉」を投げつけることにした。
今期は、初手性能が高いポケモンの大半が素早さが高かったので、実質機能停止まで追い込める麻痺は非常に強力であった。
麻痺さえ入ってしまえば、裏でいくらでも処理ができるので、容易にステルスロックを撒く判断ができるのがとても良かった。
ついでに後から採用したサザンドラの「身代わり」+「悪の波動」とも相性が良い。
一方、マスカーニャやデカヌチャンなどの「叩き落とす」持ちに対しては投げつけることができないことがほとんど(「ドレインパンチ」の返しを意識して「じゃれつく」を打ってくるマスカーニャもいたので、平気で「投げつける」を選択する試合もあった。)なので、そこだけ注意が必要である。
■採用意図
採用しない理由がないと感じる程にどの型を使っても強力であるため。
■雑感
テラスタイプ
「竜の舞」+一致「テラバースト」が強力であると考え、飛行にした。
特性
「マルチスケイル」一択。
技構成
「テラバースト」「竜の舞」は確定。
「地震」は、鋼タイプへの遂行速度を上げるために採用した。
「羽休め」は、「ゴツゴツメット」とあわせて相手の削りを行える技として採用していた。
Bに努力値を割いていないが、ドドゲザンなどは後出し→羽連打で回復が間に合い、「ゴツゴツメット」で削り切ることができる。
持ち物
シーズン中盤に「神速」「地震」「竜の舞」「羽休め」のカイリューを使用していたときに感じたことが、1舞するだけではとにかく火力不足であることであった。
それを克服するために、以下のアプローチを検討していた。
- 耐久に厚めに努力値を割き、2舞できるようにする。
- 何らかの火力サポートをすることで火力不足を補う。
1は、「炎の渦」+「アンコール」カイリューが台頭したこと、シーズン中盤はトリック持ちが多かったことから没になった。
よって2のアプローチをすることになったが、結果として以下のようなメリットがあった。
- ドドゲザンやマリルリに出して、「竜の舞」→「羽休め」連打により、+1カイリューが残った状態でゴツメダメージで削り切ることができる。
- 同系統の「竜舞」+「神速」カイリューにゴツメを触れさせ無理やりマルチスケイルを剥がし、こちらの飛行「テラバースト」圏内に入れることができる。
- 対面からマスカーニャの襷を剥がし、「竜の舞」を積むことで素早さ関係を逆転して倒すことができる。
一方で、ステルスロックを撒いてくるプレイヤーが多く、「厚底ブーツ」も検討余地があると感じた。
■採用意図
こちらも採用し得ポケモン。
パーティに入れておくことで、カバルドンなどの展開系ポケモンを初手置きさせづらくさせられたり、変化技にリスクを与えることができる。
■雑感
テラスタイプ
地震を透かせる「飛行」で採用していたが、「ノーマル」とかでも良い。
特性
一択。
技構成
個人的に、どんな型でも「自己再生」は採用したいと考えている。
採用当初は「悪巧み」を採用し、崩しを担ってもらおうと考えていたが、最後の最後は選出したい相手に全くマッチングすることがなかった。
選出したら最低限サポートが行えるであろうと考え「電磁波」、電磁波と相性の良い「祟り目」、最高打点として「ゴールドラッシュ」で使用した。
持ち物
ゴツゴツメットをカイリューに持たせている手前、サーフゴーの持ち物に関しては何でも良かったが、「神速」と「地震」しかないカイリューを止められるため「風船」にした。
「弱点保険」も面白いと感じている。
■採用意図
この環境では、ガブリアスも高速アタッカーとして括られ、打ち合い、崩しともに優れていると感じたため。
補足
環境にいる多くのガブリアスは起点作成型か拘り型であり、非マルチスケイル状態のカイリューが居座ってきたり、何ならカイリューが後出しされることもあったので、それらを裏目させる「剣の舞」+フェアリー「テラバースト」型であったが、そもそもガブリアスの剣の舞を考慮するプレイヤーが少ないこともあり、結構刺さりは良かった印象。
■雑感
テラスタイプ
ドラゴンタイプを無効にでき、「テラバースト」がドラゴン抜群になる「フェアリー」。
特性
一択。
技構成
「地震」は確定。
低速の並びを無理やり崩す「剣の舞」、ステルスロックとあわせてカイリューを倒すための「テラバースト」。
「逆鱗」は打たないだろうと考え、自身も起点作成を行える「ステルスロック」を採用。
結果として、パーティ全体で相手の水ロトムの処理が面倒に感じたため、「逆鱗」を採用した方が良かったかもしれない。
持ち物
「お盆のみ」を持たせることで、マスカーニャのトリックフラワー×2を大体耐えてくれる。
「気合の襷」は、ガブリアスほどの耐久があればほとんど発動しないと考えている(選出してドラゴンタイプと対峙した際は基本テラスを切る立ち回りをしていた)ので、後述するマスカーニャに襷を持たせることにした。
■採用意図
数は少ないがドヒドイデやブラッキーを絡めたサイクルを崩せる駒として採用。
補足
このポケモンは最終的には受け系統以外の構築にも投げていた。
コノヨザルの電気玉から後発し、削りを行いながら、相手のカイリューやウルガモスに上から「挑発」を選択することで、自身で突破もしくは裏のカイリューの起点にしていたが、この立ち回りが非常に強力だった。
※「蝶の舞」を持っているウルガモスはサザンドラより遅いと仮定していて、上から挑発が通る試合がほとんどであった。
また、天然3種相手に対して強く出られるのも評価点であった。
■雑感
テラスタイプ
対ドラゴンへの耐性を持たせられる「鋼」。
特性
一択。
技構成
一致技の「悪の波動」、フェアリータイプへの打点としての「ラスターカノン」高耐久ポケモンに対しての「身代わり」までは確定。
@1は「挑発」か「悪巧み」との選択にあると考えているが、「火炎放射」+「瞑想」型のハピナスを倒せる「挑発」での使用。
持ち物
「身代わり」と相性の良い「食べ残し」。
■採用意図
対面性能が高いことに加え、コノヨザルが初手に高火力アタッカーを誘い、それらに打ち合ってもらうために採用。
■雑感
テラスタイプ
カイリューやガブリアスに4倍テラバーストを打つための「氷」。
特性
技構成的に「変幻自在」である必要がないため、「新緑」。
技構成
「トリックフラワー」「叩き落とす」「不意打ち」は確定。
今回は、「テラバースト」を採用していたが、構築全体で「テラバースト」持ちが3匹いたため、「けたぐり」や「挑発」で使用する方が良かったと感じている。
そもそも「テラバースト」を打った試合は1試合もありませんでした。
持ち物
マスカーニャの特性を生かし、単体性能を引き上げる「気合の襷」一択。
総評
最終6位を達成したが、結果に見合う構築、立ち回りをできたとは感じていない。
今シーズンの取り組み方として、まず第7世代のシーズン1での失敗を想起した。
その時の失敗は、「メガガルーラを信じて疑わなかった」ことであり、その反省から、強いと思ったポケモンは片っ端から試していくアプローチを心掛けていた。
しかし、予想を遥かに上回る環境の動きから、最終日まで強い並び、勝てそうな動きを考えることはできず、「なんか勝てた」「なんか負けた」みたいな対戦が多かったと感じた。
最終日までに何となく感じていたことは、「初手ドラゴンタイプミラーの技選択運ゲーがしょうもない」ことと「初手の出落ちを避けることが、最低限の勝率確保につながる」ことの2点で、少なくともそのどちらもある程度は避けることができたのが、難しい環境でも結果を残せたことに繋げられたと思う。
【ポケモン剣盾】S23 無限運ゲラッキー 最終7位
S23お疲れ様でした。
使用構築
細かく配分を変えても、快くレンタル作成してくれたバンビーに感謝。
構築経緯
上記のザシクレセを使用していて、強力だと感じたラッキー+ドヒドイデをベースに自分が扱いやすいように組み替えました。
パーティ内訳(採用順)
ラッキー@しんかのきせき
特性:しぜんかいふく
性格:ずぶとい
実数値:357(252)-9-62(252+)-55-126(4)-70
うたう ちきゅうなげ タマゴうみ ステルスロック
HB特化。
ドヒドイデ@くろいヘドロ
特性:さいせいりょく
性格:ずぶとい
実数値:157(252)-61-220(220+)-73-167(36)-55
トーチカ どくどく どくびし じこさいせい
Dに少し振っているが、多分何かの乱数がずれているはず。
ヌオー@ゴツゴツメット
特性:てんねん
性格:わんぱく
実数値:202(252)-105-150(252+)-76-86(4)-55
じしん グロウパンチ どくどく じこさいせい
HB特化。
エルフーン@たべのこし
特性:すりぬけ
性格:おくびょう
実数値:161(204)-64-124(148)-97-95-171(156+)
まもる みがわり やどりぎのタネ ムーンフォース
H-B
- 陽気ガブリアスの+2「ほのおのきば」を確定耐え
S
- 最速ガブリアス抜き抜き
ザシアン(けんのおう)@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり
実数値:187(156)-242(236+)-135-90-135-183(116)
きょじゅうざん じゃれつく インファイト ワイルドボルト
S
- 準速ムゲンダイナ抜き
- HAザシアンより速めな配分
ウーラオス(いちげきのかた)@こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
実数値:175-200(252+)-121(4)-74-80-149(252)
インファイト あんこくきょうだ ふいうち いわなだれ
個体解説(採用順)
■採用意図
自信のある構築がなく、今期自分が勝つためにはこいつで上振れて勝つしかないと判断したため。
よって軸。
■配分意図
マンムーに対して少しでも粘りやすいようにHB。
■技構成
-「うたう」
ラッキーが相手に一番リスクを与えられる技。
有利対面から「うたう」を打ち、以下の動きを行う。
- orを後出しし、強引に崩しを行う。
- を後出しし、「みがわり」→「やどりぎのたね」の嵌めを行う。
余裕がある対戦はもちろん、余裕のない対戦でも最低限の勝率を確保できるというのが良い。
-「ステルスロック」
タスキ潰しや、サイクルを回す上でのダメージ補助を行う。
■採用意図
- ウオノラゴン受け
- 「どくびし」回収
・・・役割上、HBで良い気がしてきた。
■技構成
まさかの「ねっとう」切り。
相手の「みがわり」どうするの?って思うかもしれないが、「みがわり」を貼るポケモンの大半は、「ねっとう」で「みがわり」を割れないため、なくても良いかなーとなった。
「トーチカ」+「どくびし」or「どくどく」を見せると、「どくびし」か「どくどく」がないと思われ、それで勝った対戦があったので、最終日用の技構成としては悪くはなかった。
ちなみに「ねっとう」がなくて負けた対戦はなかったです。
■採用意図
- ザシアン入りに対して、柔軟な選出を実現するため。
このポケモンがいることによって、相手のザシアン入りに対して「ザシアンに隙を見せない」ポケモン3匹で選出をしないと崩壊する、ということがなくなるのが非常に良い。
■技構成
-「グロウパンチ」
「カゴのみ」+「コスモパワー」型へのメタとして、採用。
補足
ザシアン入りへの選出パターンの1つが、++であるが、この場合、どの対面からでも「カゴのみ」+「コスモパワー」型ゴチルゼルに負けることがないため、選出が歪まなくなった。
ちなみに、こちらのヌオーを「アシストパワー」を削ってザシアンを通す動きをしてくる動きにも、こちらのザシアンの体力を満タンに維持しておくことで、「きょじゅうざん」+「ゴツゴツメット」で返すことが可能。
■採用意図
- 上記3匹でサイクルを形成することが困難な「こだわりハチマキ」型ウーラオス(いちげきのかた)を相手してもらうため。
- 「うたう」/「ステルスロック」/「どくびし・どくどく」の補助から、嵌めを行い、強引なTOD勝ちを狙うため。
■採用意図
自分が使い慣れていたため。
■技構成
-「インファイト」
本構築はが重すぎるため、採用
→@2の選出パターンで、ザシアンが受かる選出が存在しないので、基本はどうにかなっていた。
相手からしてもやりづらかったのもしれない。
-「ワイルドボルト」
やを迅速に処理するため、採用。
■雑感
今期意識していたことの1つが、「ザシアンミラーで居座らない」ことである。上記を意識する理由が以下の2つになる。
- 「ゴツゴツメット」持ちに引かれた場合、「ゴツゴツメット」ダメージ+「きょじゅうざん」の圏内に入ってしまう。
- 特性が「せいでんき」「ほのおのからだ」のポケモンに引かれた場合、発動するかどうかの運ゲーになってしまう。
1については、ヌオーがいるため何度も後出しすることが可能で、デメリットがほとんどない。
2については、「せいでんき」「ほのおのからだ」のポケモンの大半は、ラッキーを突破できないため、サイクル形成が容易である。
なんかそれっぽいこと書きましたが、この構築の場合はヌオーがいるので、あまり上記パターンはなかったんですけど。。
■採用意図
このポケモンの圧力は禁伝と同等以上だと感じていたため。
変えるならこの枠。
※一応ザシアンと合わせてホウオウ軸に勝とうという意図はあった。
■技構成
-「いわなだれ」
他に入れたい技がなかったため、採用。
一回ホウオウに一回打ちました。
結果
7位でした。S22に引き続き、2期連続で10位以内を達成できて嬉しいです。
使用期間
S23最終日のみ
戦績
1970あたりから21-7(相当上振れてて草)
総評
今までポケモンやってて一番上振れたなーと感じたシーズンでした。
昔は、「命中安定を採用し、択は立ち回りで制す」スタンスでしたが、ランクマッチの性質上、「命中不安定技を採用しているが、立ち回りの揺れを減らす」方が対戦しててメンタル的に楽ですね。
そもそもですが、今まで上振れ要素そこまで入れてなかったから、そりゃ今シーズンが一番上振れを実感するわって感じですね。
【USM】S7使用構築 カバマンダ
序盤は削りを意識し、中盤以降こちらの太い勝ち筋であるボーマンダ・ギルガルド・カミツルギ・ゲッコウガのいずれかを通しに行く動きを目指した。カバルドンでの展開ができるかどうかが勝敗を大きく左右するため、成功率が上がる構成・立ち回りを心がけた。
@フィラのみ
特性:すなおこし
性格:わんぱく
実数値:212(228)-132-171(+140)-79-110(140)-67
技構成:じしん ふきとばし あくび ステルスロック
・A156ミミッキュの+2「ミミッキュz」乱数50%
A143ミミッキュの+2「ミミッキュz」確定耐え
・C179アーゴヨンの「ドラゴンz」確定耐え
C211メガリザードンの晴れ下「だいもんじ」確定耐え
@ボーマンダナイト
特性:いかく→スカイスキン
性格:いじっぱり
実数値:197(212)-189(+52)-151(4)-130(156)-151(84)
技構成:おんがえし はねやすめ みがわり りゅうのまい
・「おんがえし」でASミミッキュを確定
・+1「おんがえし」でHBカバルドン、HB奇石ポリゴン2がステルスロック込みで確定2
・C126ポリゴン2のアナライズ「れいとうビーム」を2つ切り耐え
・C200カプ・テテフの「ムーンフォース」を最高乱数以外耐え
@ウイのみ
特性:エレキメイカー
性格:おくびょう
実数値:172(212)-*-106(4)-116(4)-107(92)-192(+196)
技構成:ボルトチェンジ マジカルシャイン しぜんのいかり ちょうはつ
*DL調整
・C172ポリゴン2の「トライアタック」2発での瀕死率1.2%
・A233メガバシャーモの「フレアドライブ」での瀕死率18.8%
@ハガネz
特性:バトルスイッチ
性格:いじっぱり
実数値:157(172)-112(+252)-170-*-170-91(84)
技構成:アイアンヘッド かげうち キングシールド つるぎのまい
@こだわりスカーフ
特性:ビーストブースト
性格:ようき
実数値:135(4)-233(252)-151-*-51-177(+252)
技構成:リーフブレード スマートホーン せいなるつるぎ はたきおとす
・ASぶっぱ
@ミズz
特性:げきりゅう
性格:おくびょう
実数値:147-*-87-155(252)-92(4)-191(+252)
技構成:みずしゅりけん ねっとう ハイドロカノン みがわり
・CSぶっぱ
この構築での受けと起点作りを担っている。このポケモンにもある程度の撃ち合い性能を必要としたため、擬似的に総HPが増える1/2回復きのみを持たせた。オボンのみでないとカプ・コケコの「くさむすび」2発でまとめられてしまうが、後述のカミツルギに引いて処理しにいくか、対面で「じしん」を打ち削りを行うことで対処していた。また、環境に合わせて性格を使い分けていて、環境にメガガルーラが多くいたと感じたので行動回数を確保できるわんぱくで使用した。リザードンYのメインウェポンが「だいもんじ」にシフトしていて、アーゴヨンの「ドラゴンz」はわんぱくでも耐えられるため、Bに努力値を多めに割いたこの調整であっても困ることはなかったが、ウルガモスを相手にする時はDに厚く振った調整の方が良いと思った。
汎用性の高いメガ枠。圧倒的な数値があるので、遂行速度の遅いパーティはこいつで強引に舞うことで崩すことが可能。特性を駆使して物理技に後出しが可能で、多少のサイクルを回すことができる。トレースポリゴン2以外を相手にする場合は出来る限りいかくを残して立ち回るようにしていた。ミラー意識でSラインを少し上げたが、これ以上Sを上げると耐久と火力のバランスが取れなくなるので注意。
・カプ・コケコ
ゲッコウガを先に展開されると負けてしまうため、ゲッコウガを上から倒せる駒として採用。このポケモンがいるといないとでは、ゲッコウガ入りへの選出画面で悩んだ時に初手にカバルドンを置くリスクが段違いである。また、後述のギルガルドと並べることでキノガッサも牽制していた。最初は「どくどく」+「はねやすめ」型を採用していたが、型を一点読みされることがあったので、同じような仕事ができ型を読んでくるプレイングをしてきた際に大きくアドバンテージを稼げる「しぜんのいかり」+「ちょうはつ」型を使用。ランドロスへの打点になる「めざめるパワーこおり」と悩んだが、ゲッコウガに居座りつつ大きく削ることができる「マジカルシャイン」を採用した。
「キングシールド」+「つるぎのまい」ハガネz型。「つるぎのまい」を積んだ状態の圧力により「キングシールド」が強くなるのがメリットであるが、型が認知されてきたからか、不安定な択になることが多かった。ミラー意識でSを91まで上げた。DL調整は特に必要なかったが、するに越したことはない。
対ギャラドスを意識して採用。抜きエースとして使うこともあれば、大雑把に殴って荒らすこともある。炎タイプ入りの構築やギャラドス+アーゴヨンの並びに一貫する技がないので「せいなるつるぎ」を「おんがえし」に変更することも考えたが、切る技がなく、構築全体できついバンギラス入りへの勝率を意識してそのまま使用。
一番採用理由があやふやな枠。色々試したが、霊獣ボルトロス等処理が面倒な相手を上から高火力で落とせ、ゲッコウガより遅くカバルドンに大きく圧力をかけてくるポケモンを初手に出させにくくする(ウルガモスなどが来たらスカーフの可能性が高め、などの読みをすることも可能)という役割はこのポケモンにしかできないと考え、最後まで使用した。終盤は一層水技の一貫が悪くなったように感じた。
比較的高い勝率でレートを伸ばすことができたが、終盤に一定数いた受けループへの勝率が著しく悪かったのを改善できなかったのが反省点。
使用ROM
りおえ 最高最終2210
Amethyst 最高2202 最終・。・
Crescent 最高2183 最終・。・
S7お疲れ様でした。
S7
お疲れ様でした。
今シーズンは3ROM動かしており、内2ROMは2200までレートが伸びたので初めて2200から潜りました。2202から潜った初戦の相手が100下だったので、勝てば・・・という感じでしたが、こちらのプレイが雑なのもあり完敗でした。負けた後一度は2200に戻すことはできましたが、そこから勝てずに連敗が重なったところで私のシーズン7は終わりました。
2200から潜れたのは嬉しいですが、勝てなかったのは非常に悔しいです。素直に実力不足でした。ORASの時1位争いをしていた人はこの緊張感の中で勝ってきたんだなぁと思うと尊敬の一言です。
悲観的なことばっかり書いていますが、今期はからきおす杯に出てブロック優勝、全体準優勝。S7最終3位等、頑張ったシーズンだと思います。しかし、大一番で弱いのはどうにかしたいですね。。。
使った並びはツイートもした通り、
カバルドン ボーマンダ カプ・コケコ ギルガルド ゲッコウガ カミツルギです。
改めてS7お疲れ様です。S8はいいかなーとか言いつつどうせやるしなんなら発狂してる姿が容易に浮かびます。
では。
【SM】S5使用構築 カバリザY
<構築経緯>
HAMAさんの構築記事を読みカバルドンを使いたくなったので、はくしゃくさんの構築を参考にし、環境に型を合わせて構築を完成させていった。
特性:すなおこし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-187(252+)-*-93(4)-67
技構成:地震 守る→氷の牙 欠伸 怠ける
詰めの段階において「欠伸」やミミッキュの「呪い」と相性の良い「守る」を搭載してみたところ、使い勝手はなかなか良かった。
また、カバルドンと相手のリザードン対面で「守る」を選択し、Xなら居座り、YならこちらのリザードンYを後投げし誤魔化しが効かなくもない。
調整先が特に浮かばなかったためHB特化とした。
しかし、終盤に「身代わり」+「剣の舞」型の霊獣ランドロスに負けたり、「身代わり」+「竜の舞」型のメガボーマンダにコンセプト通りにメガメタグロスを出せない構築が多かったので、最低限身代わりを壊せる「氷の牙」を採用した。
対戦序盤では出さず、有利対面から数的有利の状況 を作ってからカバルドンを投げることが多く、詰めにいく際に十分な活躍をしてくれた。
特性:猛火→日照り
性格:控えめ
実数値:175(172)-*-112(108)-209(84+)-136(4)-138(140)
技構成:大文字 めざめるパワー氷 羽休め ソーラービーム
・182「がんせきふうじ」を6.3%切り耐え
・耐久無振りガブリアスを「めざめるパワー氷」で93.8%突破
・211メガリザードンの晴れ下「火炎放射」+「オーバーヒート」を確定耐え
・準速レヒレ抜き(メガしていれば特性により後出し可能)
・晴れ下「大文字」で耐久振りミミッキュ確定
いろいろ甘えたリザードンY。調整はS2のものをベースにし環境に合うように変えた。
「羽休め」は低速水やリザードン相手にカバルドンとセットでサイクルを回す上で役に立った。これにより、有利対面での交換読み行動のリスクを軽減できた。
「大文字」は
・耐久振りミミッキュ・CSカプ・テテフを確定で落とすことができる
・連打できる
点「のみ」を評価して採用した。当然、外して負ける対戦が幾度となく発生したが、「羽休め」のおかげで1発で詰みになることは少なかった。
鋼タイプに後出し→相手の裏に一番通る技を選び3:2の状況を作る→「羽休め」で詰める という動きを元に「羽休め」を採用していた。
「地震」が欲しい場面がしばしばあったが、ヒードランはいない(お祈りになってしまった)と判断し、最終的には「羽休め」で使用した。
ミミッキュ@フェアリーz
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:155(196)-143(156+)-119(148)-*-126(4)-117(4)
技構成:じゃれつく 影うち 呪い 剣の舞
サイクルを回す構築で重くなりがちなメガギャラドスを意識しHAB@Fzの型を採用。
絶妙な耐久を活かし強引な後出しが可能なのが強みだった。
ミミッキュは
・相手のz技吸収
・パーティ全体のS種族値や行動ホショウを活かした対面選出
・2枚でサイクル回した後の抜き
が可能となり、1匹でサイクル選出と対面選出が実現できるこのポケモンはやはり強力だと感じたが、終盤はFzの通りが悪かったように思えた。
特性:サイコメイカー
性格:臆病
実数値:145-*-95-182(252)-136(4)-161(252+)
技構成:サイコキネシス サイコショック ムーンフォース 気合玉
自分が一番信頼を置いているスカーフ持ち。火力よりも多くの相手を上から殴ることを意識した臆病で採用。パーティでカプ・コケコに有利を取れる数少ない駒。
「気合玉」はこのままではどうしようもない並び(ドヒドイデ+ナットレイ等)を崩すために採用。命中不安ではあるが相手のヒードランを削れる技として重宝した。
控えめ@準速の個体も試してみたが、臆病なら抜けているポケモンに抜かれて負けたのが目立ったため、最終的には臆病に戻した。
カプ・コケコ@こだわりメガネ
特性:エレキメイカー
性格:臆病
実数値:145-*-105-147(252)-96(4)-200(252+)
技構成:10万ボルト ボルトチェンジ 草結び めざめるパワー炎
試しに使ってみたところ、思った以上の火力に震えた。
ナットレイ+ドヒドイデの並びを強引に崩すために「めざめるパワー炎」を採用。
カバルドン+ウツロイドをこのポケモンで択を合わせて勝つしかなく、最終的にカバルドンを突破しなくてはならないため、「草結び」を採用。残りは、メインウェポンの「10まんボルト」と、対面操作が出来て何かと便利な「ボルトチェンジ」を採用し、以上4つの技構成で使用した。
特性:クリアボディ→硬い爪
性格:陽気
実数値:183(220)-173(60)-171(4)-*-131(4)-173(220+)
・H-D:C222「シャドーボール」を確定耐え
・H-B:A216「地震」を余裕を持って確定耐え
参考元のメタグロスがかなり耐久に振られていたので、それを真似て採用。相手のゲンガーに強引に居座ることもできるが、CSでなければ落とすことが厳しい(CSでも87.5%程度の乱数ではある)。とはいえ元々ゲンガーを意識したものではないので副産物的なものではある。
火力不足を感じたことはなかったが、216「地震」を耐えるラインまで耐久を落として残りを火力に割くのも良し。また、相手のメタグロスに比較的強い駒が多かったので、最速にしてミラーでの勝率を上げる必要もなかった。
ベースの強さを十分に感じることができました。
<きつい>
・・・カプ・コケコでカバルドンに対して「ボルトチェンジ」を引いてくるウツロイドに何回も当てて最後に「草結び」でカバルドンを処理する
・・・メタグロスで追加効果を引きにいく回数を増やしていくしかない。グライオンではなく他のポケモンでこちらのカプ・コケコのケアをしてきたら「10万ボルト」を連打するだけで勝ちにいくことも可能。
<詰み>
・・・メタグロスで「何か」を引かないと突破不可
終盤パーティ単位で重いヒードランが増えていたので、このまま勝ちきれるか不安だったが、環境が少し回った(?)影響か崩しを意識したパーティが多く、そのようなパーティに有利を取れたのが大きかったと思う。
<最終戦績>
最高/最終:2167
勝敗:122勝56敗
TN:Klok*Gullig
最終順位:4位
<Special Thanks>
記事を参考にさせていただいたHAMAさん、はくしゃくさん
シーズン5、お疲れ様でした。質問等があれば本記事のコメント欄もしくはtwitter(@e_li_poke)まで。