【SM】S5使用構築 カバリザY
<構築経緯>
HAMAさんの構築記事を読みカバルドンを使いたくなったので、はくしゃくさんの構築を参考にし、環境に型を合わせて構築を完成させていった。
特性:すなおこし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-187(252+)-*-93(4)-67
技構成:地震 守る→氷の牙 欠伸 怠ける
詰めの段階において「欠伸」やミミッキュの「呪い」と相性の良い「守る」を搭載してみたところ、使い勝手はなかなか良かった。
また、カバルドンと相手のリザードン対面で「守る」を選択し、Xなら居座り、YならこちらのリザードンYを後投げし誤魔化しが効かなくもない。
調整先が特に浮かばなかったためHB特化とした。
しかし、終盤に「身代わり」+「剣の舞」型の霊獣ランドロスに負けたり、「身代わり」+「竜の舞」型のメガボーマンダにコンセプト通りにメガメタグロスを出せない構築が多かったので、最低限身代わりを壊せる「氷の牙」を採用した。
対戦序盤では出さず、有利対面から数的有利の状況 を作ってからカバルドンを投げることが多く、詰めにいく際に十分な活躍をしてくれた。
特性:猛火→日照り
性格:控えめ
実数値:175(172)-*-112(108)-209(84+)-136(4)-138(140)
技構成:大文字 めざめるパワー氷 羽休め ソーラービーム
・182「がんせきふうじ」を6.3%切り耐え
・耐久無振りガブリアスを「めざめるパワー氷」で93.8%突破
・211メガリザードンの晴れ下「火炎放射」+「オーバーヒート」を確定耐え
・準速レヒレ抜き(メガしていれば特性により後出し可能)
・晴れ下「大文字」で耐久振りミミッキュ確定
いろいろ甘えたリザードンY。調整はS2のものをベースにし環境に合うように変えた。
「羽休め」は低速水やリザードン相手にカバルドンとセットでサイクルを回す上で役に立った。これにより、有利対面での交換読み行動のリスクを軽減できた。
「大文字」は
・耐久振りミミッキュ・CSカプ・テテフを確定で落とすことができる
・連打できる
点「のみ」を評価して採用した。当然、外して負ける対戦が幾度となく発生したが、「羽休め」のおかげで1発で詰みになることは少なかった。
鋼タイプに後出し→相手の裏に一番通る技を選び3:2の状況を作る→「羽休め」で詰める という動きを元に「羽休め」を採用していた。
「地震」が欲しい場面がしばしばあったが、ヒードランはいない(お祈りになってしまった)と判断し、最終的には「羽休め」で使用した。
ミミッキュ@フェアリーz
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:155(196)-143(156+)-119(148)-*-126(4)-117(4)
技構成:じゃれつく 影うち 呪い 剣の舞
サイクルを回す構築で重くなりがちなメガギャラドスを意識しHAB@Fzの型を採用。
絶妙な耐久を活かし強引な後出しが可能なのが強みだった。
ミミッキュは
・相手のz技吸収
・パーティ全体のS種族値や行動ホショウを活かした対面選出
・2枚でサイクル回した後の抜き
が可能となり、1匹でサイクル選出と対面選出が実現できるこのポケモンはやはり強力だと感じたが、終盤はFzの通りが悪かったように思えた。
特性:サイコメイカー
性格:臆病
実数値:145-*-95-182(252)-136(4)-161(252+)
技構成:サイコキネシス サイコショック ムーンフォース 気合玉
自分が一番信頼を置いているスカーフ持ち。火力よりも多くの相手を上から殴ることを意識した臆病で採用。パーティでカプ・コケコに有利を取れる数少ない駒。
「気合玉」はこのままではどうしようもない並び(ドヒドイデ+ナットレイ等)を崩すために採用。命中不安ではあるが相手のヒードランを削れる技として重宝した。
控えめ@準速の個体も試してみたが、臆病なら抜けているポケモンに抜かれて負けたのが目立ったため、最終的には臆病に戻した。
カプ・コケコ@こだわりメガネ
特性:エレキメイカー
性格:臆病
実数値:145-*-105-147(252)-96(4)-200(252+)
技構成:10万ボルト ボルトチェンジ 草結び めざめるパワー炎
試しに使ってみたところ、思った以上の火力に震えた。
ナットレイ+ドヒドイデの並びを強引に崩すために「めざめるパワー炎」を採用。
カバルドン+ウツロイドをこのポケモンで択を合わせて勝つしかなく、最終的にカバルドンを突破しなくてはならないため、「草結び」を採用。残りは、メインウェポンの「10まんボルト」と、対面操作が出来て何かと便利な「ボルトチェンジ」を採用し、以上4つの技構成で使用した。
特性:クリアボディ→硬い爪
性格:陽気
実数値:183(220)-173(60)-171(4)-*-131(4)-173(220+)
・H-D:C222「シャドーボール」を確定耐え
・H-B:A216「地震」を余裕を持って確定耐え
参考元のメタグロスがかなり耐久に振られていたので、それを真似て採用。相手のゲンガーに強引に居座ることもできるが、CSでなければ落とすことが厳しい(CSでも87.5%程度の乱数ではある)。とはいえ元々ゲンガーを意識したものではないので副産物的なものではある。
火力不足を感じたことはなかったが、216「地震」を耐えるラインまで耐久を落として残りを火力に割くのも良し。また、相手のメタグロスに比較的強い駒が多かったので、最速にしてミラーでの勝率を上げる必要もなかった。
ベースの強さを十分に感じることができました。
<きつい>
・・・カプ・コケコでカバルドンに対して「ボルトチェンジ」を引いてくるウツロイドに何回も当てて最後に「草結び」でカバルドンを処理する
・・・メタグロスで追加効果を引きにいく回数を増やしていくしかない。グライオンではなく他のポケモンでこちらのカプ・コケコのケアをしてきたら「10万ボルト」を連打するだけで勝ちにいくことも可能。
<詰み>
・・・メタグロスで「何か」を引かないと突破不可
終盤パーティ単位で重いヒードランが増えていたので、このまま勝ちきれるか不安だったが、環境が少し回った(?)影響か崩しを意識したパーティが多く、そのようなパーティに有利を取れたのが大きかったと思う。
<最終戦績>
最高/最終:2167
勝敗:122勝56敗
TN:Klok*Gullig
最終順位:4位
<Special Thanks>
記事を参考にさせていただいたHAMAさん、はくしゃくさん
シーズン5、お疲れ様でした。質問等があれば本記事のコメント欄もしくはtwitter(@e_li_poke)まで。